3DCADをこれから勉強する初心者のために役立つ3つの方法
現在様々な種類のCADが広い分野で使われており、CADの知識やスキルを得ればオペレータを必要とする業界で働くことができます。その中でも近年、モノづくりのために必要である3DCADのニーズが高まっています。3DCADは2DCADでは難しかった様々な問題を解決するために発展してきました。3DCADを使用しモデリングすることで、コスト削減が出来たり、試作品を簡単に作れる、実際に近い形で提案や検討することができるなどのメリットがあります。専門の大学や企業に勤めて経験を積まないと3DCADは操作出来ないのでは、と多くの方が思うでしょう。未経験でも3DCADを勉強し習得することは可能です。初心者でも3DCADが操作できるようになりたいとういう方に、いくつかの方法をご紹介致します。
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3DCADを独学で勉強するには
未経験者が独学で3DCADを学ぶ場合まず必要になるにはCADソフトになります。CADソフトは高額なものが多いですが、いくつかの会社が無料体験版を提供しています。中でもAutodesk社のFusion360が高機能でおすすめです。個人使用であれば無料でダウンロードできます。多彩なCAD機能は勿論のこと、レンダリングやアニメーションなどの機能もあります。3DCADソフトが違ったとしても、使う機能の内容は似ています。汎用性の高いCADで勉強すれば、スキルを活かせる場面も増えるでしょう。また、基本操作のチュートリアルも無料で付属しているため低コストで学ぶことができます。その中で理解できなかった場合、インターネットで検索すると多くの解説をみつけることが可能です。終了したセミナーの動画も提供されています。その他、SketchUp Make、FreeCADなどのソフトを実際に操作してみて自分のお気に入りの3DCADソフトをみつけるのも良いでしょう。
3DCADのセミナーやスクールで学ぶ
実際に操作してみると、独学では内容が理解できなかったり、簡単なことでも気づけなかったりして躓いてしまうことがあります。インターネットで3DCAD セミナーなどのワードで検索すると、たくさんのセミナーの情報を得ることができます。中には無料で行われているものもありますので、そういった場を利用するのもおすすめです。なるべく早く習得したいという方は、短期間のスクールでのコースに申し混むのも良いでしょう。社会人の方向けに平日の遅い時間や土日の講座を開いていることが多いため、現在就業中の方も受講することが可能です。勉強する環境が整っていれば、取り組むモチベーションも高まります。早く覚えることは、早く働けることにつながるためたくさんのメリットがあります。資格を取得できるコースもあるので、資格は就職する上で自分のスキルをアピールできる手段にもなります。
通信教育を使って学ぶ
独学での習得に限界を感じてしまった、外で学ぶ時間を作ることが難しい方には通信教育という方法もあります。空いた時間を使って自分のペースで、独学では分からなかった箇所も質問できる機会があったり、効率的に勉強することができます。詳細なコースが多くあるため、基本の操作だけではなく、自分の目指したい分野を選んで学べることも利点です。スクールと同じように資格取得を目指せるものもあるほか、卒業後の副業支援サポート、支援サポートを行っているところもあるため心強いです。