〔AutoCAD〕47. 作図スピードを上げる

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〔AutoCAD〕47. 作図スピードを上げる

目次

【AutoCADの作図で大切なこと】

図面をかく上で大切な事が3つあります。「正確性」「見やすさ」「スピード」です。

当たり前ですが、寸法や形状が間違っていてはいけません。電卓をたたいて寸法が合っているか見直しすることも大切です。

また出来上がった図面は他会社の方、施工会社の方、工場の方、検査する方など様々な人が見ます。図面の見やすさはそれぞれのセンスにもよりますが、文字の大きさや配列など整っている図面の方が見やすいですよね。「間違っているわけじゃないからいいだろう」と言う人もいますが、この見やすい図面を作るのはやさしさだと思います。

最後にスピードですが、1枚の図面をかくのに何時間も、何日もかかっていては戦力になりませんね。作図スピードを上げるには経験と慣れが一番ですが、AutoCADの操作スピードを上げる方法はありますので、いくつか紹介します。

【AutoCADの作図スピードを上げる】

AutoCADで作図スピードを上げるためにできるいくつかの方法をご紹介します。

マウスの設定

まず簡単にできるマウスの設定からはじめましょう。知っている方もいると思いますが、マウスは自分好みにカスタマイズすることができます。ちなみに、これはAutoCADの設定とは関係ありません。

Windowsの「コントロールパネル」を開きます→「マウス」の設定(ハードウェアのディバイスとプリンターの中にあります)→お使いのマウスによって設定は変わってきますが、「ポインターの速度」や「ポインタの動く速さ」といった項目がありますので、既定では真ん中になっていると思いますが、すこし「早く」に設定しましょう。あまりにも速すぎると使い辛くなります。最後にOKをおして設定を保存しましょう。これですこしの動作で画面の端から端まで簡単にポインターを動かすことが可能になります。

右クリック「ENTER」とコマンドショートカット入力

この2点は必須です。慣れるまではコマンドのショートカットを覚えるのは難しいですが、ツールバーやメニューバーを使ってのコマンド入力は、視線が作図ウィンドウから外れてしまうので、時間のロスになります。左手はキーボードでコマンドショートカットを入力して(もちろんキーボードは見ずにキーの配置を覚える)、右クリックで「ENTER」をおすと、視線をかえずに作業ができますね。

常に勉強する

あとは時間があるときにAutoCADの勉強をしましょう。便利な機能はまだまだあります。私も「こんなコマンド知らなかった!」「こんな機能あったんだ!」といったものは度々出てきます。

”F1”キーでAutoCADのヘルプが立ち上がるので、私は時間があるときよくヘルプ内を探検します。また、近くにCADのベテランさんがいるときはラッキーです。よく観察したり、わからない機能があれば進んで質問しましょう。