44.スケッチアップに下絵を写す
スケッチアップに下絵を写す
実務上で顧客から3Dで図形表示してほしい等のリクエストが会った時に筆者が良く行う方法です。スケッチアップとは直感的な操作で3Dのモデリングが出来るソフトです。ダウンロードは下記から。この章では下絵をSketchUpに描画するまでの作業を解説します。
SketchUpをダウンロードする画面になるのでここからいくつかの設問に答えてダウンロードします。(図-1)ダウンロードしたファイルをクリックするとインストールが開始されます。30日間はフル機能でSkecthUpProとして使用出来、その後はフリー版で使用出来ます。
SketchUpはDXFファイルなどさまざまなファイルを読み込むことが出来るソフトで、読み込んだ図形は平面で構成されます。
まずはJWWで下絵を作図します。JWW内に格納されている木造住宅の平面図を呼び出します。呼び出し方は以前の章でも解説しましたが、「ファイルを開く」を選択するとフォルダツリー画面に移行するのでJWWフォルダから「木造平面例」を選択し作図します。次にファイルをDXFファイルで保存します。保存方法はアイコンの保存を選択します。選択後「Jww」形式から「dxf」形式に変更してデスクトップに保存して下さい。
これで下絵の準備が出来ました。次にSketch Upを起動します。スケッチアップを起動するとテンプレート選択画面になるので「建築デザイン–ミリメートル」を選択して下さい。(図-2)最初の画面には人の絵が描かれているのでこれを矢印コマンドで選択しDeleteで消します。
次にSkecth Upのタイトルバー⇒ファイル⇒インポートからファイル形式を「3DSファイル」から「AutoCadファイル」を選択します。(図-3)デスクトップを選択すると「木造平面例」があるので選択して実行して下さい。これで3D上の底面に作図出来ました。(図-4)この図形を基に3Dを書き込んでいくことが出来ます。ちなみに他のファイルではAutoCadのDwgファイルやBmp,Jpegなどの画像ファイルもインポートする事が出来ます。
このサイトはSketchUpの講座サイトではないので詳細は描きませんが直感的に描くことが出来るSkecthUpはJWWと共に使用するととても強力なツールになるのでぜひ使用してみてください。