6.環境設定3(寸法設定・その他の設定編)

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6.環境設定3(寸法設定・その他の設定編)

• より作図をスムーズにする為に

この章では寸法設定やその他の設定をし、作図の準備をします。寸法、図面枠や縮尺等設定するものは多いのですが初心者がスムーズに作図できるよう設定します。

☆ 画面上部の[タイトルバー]⇒[設定]⇒[寸法設定]をクリック

寸法設定をします。まずは、寸法設定を(図-1)に合わせて設定してください。変更する箇所は赤丸部分です。設定では文字種類・寸法の線色、引き出し線色、点の色を黄色に設定します。これで寸法に関係する設定は全て黄色になります。

小数点は作図する図面によって変更します。精密な図面を作図する場合には適宜設定しましょう。角度単位は《度分秒》に設定しましょう。《度》のままだと角度小数点以下が10進法で表示されます(図-2)。最後に寸法図形に設定しましょう。後述しますが(35.パラメトリックス)パラメトリックス変換を使用する際に非常に有効になりますので忘れずに。

 図-1       図-2

画面下部のステータスバーから他の設定をする

ステータスバー右側赤丸部分(図-3)の左側から、《用紙サイズ、縮尺・読取設定、軸角・目盛・オフセット設定》を順に設定します。

用紙サイズは、A4、A3、A2、A1、A0、2A、3A、4A、5A、10m、50m、100mの12種類です。大規模プロジェクトやマンション等の図面作成時には複数枚の図面を管理する際に便利です。縮尺の設定は各レイヤグループごとに設定可能です。作図後に縮尺の変更も可能です。変更の際、文字サイズの変更も合わせてチェックを入れておきましょう。チェックしない場合元の縮尺で作図した文字サイズのままとなり、大き過ぎたり小さ過ぎて見づらい図面になってしまいます。軸角・目盛・オフセット設定(図-4)ですが木造住宅等の作図時にモジュールを900mmとした場合等は目盛を画面に表示させると便利です。軸角設定はX軸、Y軸の傾きを角度設定することが出来ます。まれに斜角で作図ことがあり、非常に便利です

(図-3)   (図-4)

(図-5)   (図-6)

環境設定ファイル[タイトルバー]⇒[設定]⇒[環境設定ファイル⇒書出し]をクリック

最後に設定したファイルを保存します。このファイルがあれば環境設定の復旧が容易になります。基本設定や寸法設定等が保存出来ます。保存は書出し(図-7)、読込み(図-8)は再設定時に選択します。

保存の際にはわかりやすい名前を付けておきましょう。

(図-7)