31. 属性取得・属性変更

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31. 属性取得・属性変更

この章では属性変更について解説します。

属性取得を行う

属性変更コマンドはTABキーを押し変更したい図形を左クリックします。この機能こそ作図する上で非常に重要なコマンドになります。この操作は非常に重要で同じ操作を他のコマンドで操作するとなると時間的ろすが非常に多い為慣れるまで練習しましょう。自然にTABキーを押せるようになるまで練習して下さい。【属性取得】のほかの機能は後ほど解説します。
違う属性の図形を別属性に変更する
属性変更コマンドの選択方法はアイコン(図-1)を押下げします。タイトルバー⇒編集⇒属性変更でも可能ですが、慣れてきたらKEYコマンドで割当しましょう。比較的使用するコマンドですが、筆者はアイコンの選択で使用しています。   図-1
 単純に作図しても違いが良くわからないのでレイヤを分けて作図し、属性変更されているか確認できるように作図していきます。レイヤ0>に緑の単線を作図します。次にレイヤ1>に黄色の単線を作図します。(図-2)次に属性変更コマンドを選択します。【属性取得】で緑の単線を選択しレイヤ0>にします。その後に黄色線を左クリックすると、0>のレイヤと緑線属性に変更することが出来ます。属性取得は実務で作図する上で非常に重要です。例えば、線、文字、ソリッド、図形、ハッチを属性ごとに分け、更に縮尺ごとに分けたりすることにより、図面の修正や他図面への流用等を行う際に非常に有効です。製図トレース等で先方に納品する場合は特に求められる事項です
  図-2
コントロールバー操作 (図-3)
 図-3
条件設定では【線種・文字種変更】と【書込みレイヤに変更】の2種類を状況によって選択することが出来ます。誤って作図した場合などに有効ですし、他の人から受け継いだ図面修正の際にも能力を発揮出来ます。
属性取得:先述しました事項の続きです。属性取得の際には【TABキー】を押しますが、このタブキーには多くのモードがあり、【属性取得】⇒【レイヤ非表示化】⇒【属性取得+】⇒【属性取得#】に変化します。【属性取得+】、【属性取得#】:属性取得するほかに画面左上に図形の寸法や半径、文字列等を表示させることが出来ます。
【レイヤ非表示化】:このモードで対象図形をクリックすると非表示化されます。但し、書込みをしているレイヤと同一のレイヤの場合は非表示化することは出来ません。