【JWCAD】JWの独自で早くかける拡大縮小ツールの使い方
図面を作成する時に細かな部分を確認したりするのに必ず使う機能、それが拡大縮小ツール。
一口に拡大縮小ツールの使い方と言っても、色々なやり方があるので設定から具体的な使いまでを、紹介していきたいと思います。
目次
拡大縮小ツールの設定の仕方
まずは拡大縮小の設定から説明していきます。左下のマウスホイールの「ー」「+」はマウスホイールを使って拡大縮小をした時に、回す方向です。
「+」にチェックを入れると奥に回した時に縮小となり、手前に回した時に、拡大となります。
「ー」にチェックを入れると手前に回した時に拡大となり、奥に回した時に、縮小となります。
どちにするかは、業務上で他に使うCADソフトや、adobeイラストレータなんかと一緒に使う場合も多いと思いますので、他のソフトと合わせると間違わなくて良いかと思います。
拡大・縮小の率も(1.1〜5.0)の範囲で変える事ができます。これは描く図面の縮尺や用紙サイズなどによっても変わってくると思うので、それぞれ使いやすいところに設定しましょう。
拡大縮小にはどんなやり方があるのか?
同じ操作をするのにも、JWCADには様々なやり方があります。色々試してみて自分にあった使いやすいやり方法を取り入れましょう。
JWCADならではの独自機能、両方クリック!
JWCAD特有の使い方として、右左のマウスの両方を一度に押す操作の仕方があります。他のCADソフトやお絵かきソフトなどでは、無い動きなので最初は戸惑うかもしれませんが、慣れると非常に図面を早く描くことができるようになる、やり方なので是非とも習得したいところです。
◆右上へドラッグ → 画面全体を表示する
◆左上へドラッグ → 半分に縮小表示
◆左下へドラッグ → 前の倍率で表示
◆右下へドラッグ → 指定範囲を拡大表示
◆両ボタンクリック → 画面中央へ移動
マウスホイールを使った方法
マウスホイールを回すと、方向は先に設定で説明したとおり、変える事ができます。マウスカーソルの位置を中心に拡大縮小ができます。
Shiftキーを押しながら拡大縮小を行うと、設定されている拡大・縮小率よりも細かく拡大縮小を行うことができます。
JWCADをインストールしたばかりのデフォルトの設定では、マウスホイールの設定が「+」「−」どちらにもチェックがついておりません。どちらにもチェックが入っていないと、マウスホイールによる拡大縮小の機能は使えません。
JWCADをインストールしたら、まずは環境設定で、「+」「−」のどちらかにチェクを入れて、拡大縮小がマウススクロールでできるようにしましょう。マウススクロールによる拡大縮小は非常に便利で、作図の際には必ず使う機能です。