【JWCAD】拡張子とアイコンの知っておきたい基礎知識
Jw_cadは保存する場合などに色んなファイルを自動で作り出したりするので、初心者の方は戸惑う事もあるかもしれません。Jw_cadの図面ファイル形式であるJWWファイルの他にも、Jw_cadで扱えるCADデータファイルがいくつかあります。、そうしたCADデータファイルや他のCADソフトと図面ファイルを交換する際や、WEBサイト等からCADデータをダウンロードして利用する際などに目にする機会のあるデータファイルについて紹介します。
目次
Jw_cadのファイルの拡張子とアイコン
ファイルの種類は、ファイル名末尾の「.」(ピリオド)に続く文字列「拡張子」で区別します。それぞれのファイルのアイコンは、ファイル種類ごとに関連付けられているプログラムによって異なります。
.exeファイル
拡張子にexeと付くのはプログラムファイルです。プログラムフィアルはアプリケーションを動かすために欠かせない重要なファイルです。エクスプローラーなどを操作する際、プログラムファイルを移動,削除することのないよう注意しましょう。
.jwwファイル
Jw_cadの図面ファイルファイル、上図のアイコンで表示される。一番目にする事が多いファイルになると思います。Jw_cadの「開く」コマンドを選択して開くか、エクスプローラーなどで ファイルをダブルクリックすることで、この図面ファイルを開く事から作図が始まります。
.jwcファイル
現在のWindows版Jw_cadの前身であるDOS版JW_CADの図面ファイル。 DOS版JWCADで作図した図面と100%同じ状態で開ける。JWWファイルが倍精度(有効桁数1 5)なのに対し単精度(有効桁数8)、線色は1 ~606種類、印刷線幅,印刷色の設定情報や任意サイズの文字種,フォント情報がない、ブロック.寸法図形·ソリッド·画像は扱えないなどの点でJWWファイルと異なる。標準の設定ではエクスプローラーからダブルクリックでは開くことはできない。作図した図面をJWCファイルとして保存できるが、JWWファイルと異なる内容は正しく保存されない。
.jwsファイル
Jw_cadの図形ファイル。自分で登録した図形はこのファイル形式になる。エクスプローラーからダブルクリックでは開くことはできない。アイコンについては上記のJWCファイルと同じ。
.jwkファイル
DOS版JW_CADの図形ファイル。エクスプローラーからダブルクリックでは開くことはできない。「図形」から読み込んで使用する。アイコンはJWCファイルと同じ。
.BAKファイル
誤って上書き保存した場合に、そのBAKファイルを開くことで、上書き前の図面を取り戻せる。Jw_cad以外にも上書き前のファイルの拡張子をBAKに変えて残すアプリケーションは数多くあるので、拡張子がBAKであるから全てJWCADのファイルであるとは限らない。アイコンはJWCと同じ。
.jw$ファイル
Jw_cadで一定時間ごとに自動的に作成される図面ファイル。不測の事態でパソコンが強制終了してしまったときに、作図途中の図面を取り戻すためのファイル。名前が違うだけで内容は「jww」ファイルと同じなので、不測の事態がおこった際は、名前を「jww」と変更してこのファイルを使う事になる。